広告効果を評価できないメーカーの課題
本日は楽天のデジタルマーケティングにおける取り組みについてご紹介いたします。
TVを中心としたマス広告に継続的に広告出稿しているが、実際どの程度売り上げに寄与したかが不明瞭、というのはよくあるケースです。TV CMともなると、キャスティングから半年かかることも一般的です。一度出稿すると後から改善ができないなど、融通が利かない点も多々あります。店舗販売に関しても、販促効果をすぐに確認できず施策改善に時間がかかる、といった問題があると認識しています。
そんな中、デジタル広告がここ3年ほどで非常に伸びてきています。従来、デジタル広告と言われているのは、GoogleやFacebookなどの配信プラットフォームから、各社のサイトやランディングページにユーザーを誘導するというものです。しかしここでも、購買への貢献度が不透明という課題がありました。集客効果はCPCで間接的に評価するしかなく、アドフラウドによってCPC自体の信憑性が損なわれ、ビューアビリティに含まれない無駄な広告費が発生していました。また、ブランドセーフティの面でも課題があり、デジタルマーケティング自体がブランド毀損のようにメディアに取り上げられることもありました。