楽天が広告事業を展開する理由
本日は、楽天の広告ビジネスで今何ができるのかについて、ご紹介いたします。
楽天が皆様にご提供できるソリューションの最大のポイントは、やはり1億を超える楽天会員、そしてIDです。その楽天IDを通して、私たちは様々なユーザーのインターネット上における「コト」「モノ」の消費データを蓄積しています。
各企業様でオフラインにおけるマーケティングを行う際、リーチ起点が中心となり購買起点に切り替えるのが難しいという課題があるのではないでしょうか。その課題解決には、楽天IDを起点とした、私たちの「RMP - Omni Commerce」が有効です。
オンラインにおいては、表示データ・検索データ・サイト訪問データ・購買データなど、様々なデータが統合されつつあります。一方、実店舗などのオフラインのデータに関しては、主要なデータのデジタル化が十分にできていないのが現状です。
この課題に対し、私たちはユーザーデータと小売連携データの二つの視点から、デジタル化に取り組んでいます。
まずユーザーのレシートデータを活用する「Rakuten Pasha」というサービスを開発しました。また、小売連携データとしては、決済サービスの「楽天ペイ」、電子マネーの「楽天Edy」などがあり、「楽天スーパーポイント」を活用して様々な小売店と連携している独自の仕組みを持っています。
皆様ご承知の通り、オンラインマーケティングを進化させてきたCookieの使用が大きく制限されるなど、世界的にデータの活用に関しては非常に厳しい規制が課せられるようになってきています。そのような転換期だからこそ、当社を含め、様々なコマースプラットフォームが広告事業を展開するという大きなトレンドが生まれているのではないかと考えています。