昨今、ネット広告(Web広告)には、実に様々な広告が存在しています。メールや掲載期間を予め設定しているバナー広告に代表される純広告、各媒体の純広告を束ねて様々な媒体に対して広く配信を行うアドネットワーク広告、検索結果にクリック課金型で表示される検索連動型広告(リスティング広告)、資料請求や購買に対して費用が発生する成果報酬型広告(アフィリエイト広告)、FacebookやTwitter等SNSに表示されるソーシャルメディア広告などが挙げられます。
「予約型/運用型」や「ディスプレイ/サーチ」等、括り方は人によって様々な定義があると思いますが、そんな中、楽天の広告メニューの中で取扱い額が大きく伸びている「DSP」に改めて焦点をあてたいと思います。簡単に説明すると、「色々なアドネットワークに対して、様々な軸でターゲティングすることができるツール」です。
今までの広告は、このメディアに何通ターゲティングメールを送りたい、○月○日にこのメディアのこの枠を○枠購入したい等、決まった日時/単位で広告枠に出稿する形態がほとんどでした。しかしDSPが出来てからは、様々なアドネットワーク(そこに紐づくメディア)を横断して広告配信できるようになったため、広告枠ではなく、「ユーザー(オーディエンス)に出稿する」という考え方を実践できるようになりました。
7月8日 【コラム】 今さらながらのDSP~DSPの特徴は?~
知っているようで実は知らなかった!?楽天DSPの魅力とは?
またよく、「アドテク」と言われるテクノロジーですが、このDSPの領域で最も活用されています。
DSPというツールの特徴として、
① 大体1,200億(imps)/月以上の在庫を保有し
② パソコンやスマートフォン、アプリやVideo、ソーシャルメディア等様々な領域に対して
③ 膨大な在庫に対してカテゴライズしたサイト特性やユーザーの行動データ等様々なターゲティング手法を用いて
④ リアルタイムにルールを決めた上での広告枠の買い付けをimps単位に自動で行うことができて
⑤ 状況を逐一レポート上で確認でき、設定した内容に変更を加える事ができる
と上記のような特徴が挙げられ、検索連動型広告と並び、代表的な運用型広告として取り上げられます。
昨今、様々なDSPが各社存在しており、昔は配信できる枠自体が媒体サイトのページ下部といった視認されにくい場所など、広告の掲載場所に対しての違いもありましたが、現状はそこまで大差が無くなってきているように見受けられます。そんな中、各社の特徴として解かり易い違いは、「ターゲティング元である活用データ」と「配信時の広告フォーマット」があります。
検索キーワードに紐付くデータをターゲティングに活用したり、レコメンド配信といった行動履歴に紐付いている複数の商品をバナー枠に表示するフォーマットだったり、といったようにです。出回ってから数年経っているDSPの概要については、もう既にご存知頂いていた情報だったかもしれません。
様々なDSPがある中で、楽天DSPは、
① ターゲティング元である活用データの質が高く、量・幅(種類)共に豊富
② Videoやソーシャルメディア等、様々な領域の広告フォーマットが豊富
であることを強みにしており、特に前者に関しては非常に特色が強く、様々なクライアントの課題に向き合うことができます。
※次回のコラムでは、「楽天DSP」のデータの特徴を、更に深堀りしてご紹介します!
第二弾はこちら
>>DSPの紹介についてはこちら
◆プロフィール
大西 高広
Onishi Takahiro
楽天株式会社 アドソリューションズ事業
データ・ファクト ドリブン部
テクノロジーソリューショングループ
インターネット専業の広告代理店で9年間、大手企業向けに営業職として従事した後、2015年9月に楽天に入社、2015年末にはMVPを受賞
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