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前回は、困っていること、最近多く寄せられている問い合わせについて書かせていただきました。
今回のコラムでは、最終回になってしまいますが、楽天DSPの今後の展望に関して書かせていただければと思います。
ご存知の通り、楽天DSPの特徴は、楽天会員(累計)1億1,650万人※の登録情報や実際の行動(閲覧/購買/サービス利用)を基にしている為、推測ではない確かなデータを保有していることで可能になる、楽天ならではのターゲティングになります。
逆に言うと、我々には、良くも悪くもそれしか強みがありません。前回、ターゲティングからセグメンテーションへという話をさせていただきました。まだまだ取り組みを加速できている状況ではありませんが、この取り組み自体は引き続き進めていきたいと考えております。
また、昨今、テレビCMなど、マス広告を中心に広告出稿を行ってきたナショナルクライアント様のDSPのブランディング目的での活用が進んできていると感じます。楽天DSPとしても、ブランディング目的での出稿をいただくケースが増えてきておりますが、その上で我々は「アドベリフィケーション」を意識していきたいと考えております。アドベリフィケーションには大きく2つあり、1つは「広告主様のブランド毀損を防ぐ役割」、もう1つは「見られる場所に広告の表示(ビューアビリティ)を担保する役割」です。
ブランド毀損を防ぐためには、広告価値毀損測定の世界最大手であるインテグラル・アド・サイエンス社などのテクノロジーを利用させていただくケースもあります。楽天DSPは様々なテクノロジーベンダー様との連携も進めており、皆様が安心して利用いただけるような商品を提供できるようにしております。
また、PMP(プライベートマーケットプレイス)などを構築していきながらどのメディアのどの枠に掲載されるなどを開示していきながら、ブランド毀損のリスクを最小限にする仕組みを提供していきたいと思っています。