この度、楽天市場を始めとした各グループサービスが、「2019年上半期ランキング」を発表しました。
各分野における消費者の動向やトレンドをご覧いただけます。
貴社のマーケティング施策や広告戦略に是非お役立てください。
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楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は本日、「楽天 2019年 上半期ランキング」を発表しました。「楽天市場」、「楽天ブックス」、「楽天Kobo」、「ラクマ」、「楽天トラベル」、「Rakuten TV」の6サービスにおいて集計した各ランキングをお知らせします。
各ランキングの詳細は、以下の通りです。
楽天市場 「2019年上半期ランキング」
- ランキングトップ定番の日用品を抑えて
「Nintendo Switch」が初の1位を獲得 -
URL:https://event.rakuten.co.jp/rankinghalfterm/
・集計期間: 2018年11月1日 ~ 2019年4月30日
・集計方法: 「楽天市場」内の販売売上金額、販売個数、取扱店舗数等のデータ、トレンド情報などをもとに、独自の算出方法で集計
◆考察◆
「楽天市場」では、ゲーム機「Nintendo Switch」が、ランキングトップの定番である飲用水やコンタクトレンズなどの日用品を抑えて、初の1位を獲得しました。3位にも「Nintendo Switch」専用のゲームソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」がランクインし、人気の高さがうかがえる結果となりました。2位のミネラルウォーター「クリスタルガイザー」、8位のカラーコンタクトレンズ「エバーカラーワンデーナチュラル」などの日用品は、定期的に購入するユーザーが多く、昨年に引き続き上位にランクインしました。また、4位には赤ちゃん用おむつの「パンパース」、10位には電動鼻水吸引器「メルシーポット」がランクインしており、育児や家事に忙しい子育て世代が、買い出しの負担を減らすことができるインターネットショッピングを活用していることがうかがえます。
楽天ブックス 「2019年 上半期ランキング」
- 嵐のベストアルバムが1位を獲得
King & Prince、関ジャニ∞などジャニーズ所属
アーティストが上位を独占 -
URL:https://books.rakuten.co.jp/event/firsthalf-ranking/
・集計期間: 2019年1月1日~2019年5月31日
・集計方法: 「楽天ブックス」内の販売数をもとに独自の算出方法で集計
◆考察◆
堂々の1位に輝いたのは、1999年にデビューし2020年末で活動休止することを発表した嵐のベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』。初回盤は「楽天ブックス」で発売後、約4時間で売り切れるなど、圧倒的な売れ行きとなりました。CDにおいては、近年人気急上昇中のKing & Princeデビュー後初のアルバム『King & Prince』、さらに関ジャニ∞、Kis-My-Ft2など、上位10作品中6作品をジャニーズ事務所所属のアーティストが席巻しました。また、2017年の発売開始から爆発的に売れ続けている『Nintendo Switch Joy-Con』は2位に、不動の人気コミック『ONE PIECE』は3位にランクインしています。さらに、今年の第91回アカデミー賞で最多4部門の栄冠を手にした映画『ボヘミアン・ラプソディ』のDVD・ブルーレイが6位に入ったほか、昨年デビュー30周年を迎えた日本を代表するロックバンドB'zのアルバム『NEW LOVE』は9位になりました。平成から令和に変わった2019年上半期らしく、平成の時代を彩ってきたアーティストや作品と、これからの時代に飛躍を期待されるアーティストが揃い踏みしたランキングとなりました。
楽天Kobo 「2019年上半期 新作電子書籍ランキング」
- 1話単位の「話売り」や、電子のみ・先行配信作品が好調 -
URL:https://r10.to/kobo2019FH
・集計期間: 2019年1月1日~2019年5月31日
・集計方法: 楽天Kobo電子書籍ストアの購入数をもとに2018年1月1日以降発売の作品をシリーズごとに独自集計(シリーズの場合は第1巻発売が2018年1月1日以降)
◆考察◆
恋愛漫画が上位を占めており、中でも1位、4位、7位にランクインしている「話売り」作品が好調でした。「話売り」とは、1話ごとに電子で先行配信し、後に複数話をまとめ従来のように単行本化する刊行形式で、ここ数年で増加傾向にある電子コンテンツならではの販売方法です。6位、7位にランクインした『あなたがしてくれなくても』はそれぞれ電子の単行本版と「話売り」でランキング入りしており、読者が好みや目的に応じて、作品を楽しんでいることがうかがえます。
また、長年ヒット作を生み出している「週刊少年ジャンプ」からはダークファンタジー『呪術廻戦』(8位)、お芝居漫画『アクタージュ act-age』(10位)がランクイン。男性コミックにおいて、ジャンルの幅に広がりを感じる結果となりました。
ラクマ「2019年 上半期 検索キーワードランキング」
- ファッションブランドに加え「iPhone」が上位に。
「ワンピース」「ピアス」も人気 -
URL:https://fril.jp/
・集計期間: 2019年1月1日~2019年5月31日
・集計方法: 「ラクマ」内のキーワード検索数を集計
◆考察◆
ストリートファッション分野で人気が根強い「Supreme」が1位に。2位は、人気コラボ商品の発表も注目されたアウトドアブランド「ノースフェイス」でした。また、「ラクマ」での中古スマホ端末の取り引きが拡大する中、Appleから「iPhone」(3位)と「iPhone X」(10位)の2つのキーワードがランクインしました(※)。「vetements」(4位)、「GUCCI」(6位)とブランド名での検索が目立つ中、5位にはトレーディングカードゲームの「ドラゴンボールヒーローズ」がランクイン。ほかにも、「ワンピース」(8位)、「ピアス」(9位)といったファッションアイテムのキーワードもランクインしました。希少価値の高いブランド名や人気のファッションアイテム、携帯端末名などが多く検索される結果となりました。
※Apple、iPad、iPhoneは、Apple Inc.の商標です。
楽天トラベル「2019年上半期 人気温泉地ランキング」
- トップ3は5年連続で静岡県「熱海温泉」・大分県
「別府温泉」・群馬県「草津温泉」が独占 -
URL:https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/ranking/onsen/
・集計期間: 2019年1月1日~2019年5月31日
・集計方法: 「楽天トラベル」における宿泊実績(人泊数)をもとに独自の算出方法で集計
◆考察◆
静岡県「熱海温泉」が堂々の5年連続1位を獲得しました。首都圏からのアクセスの良さに加えて、熱海限定のご当地スイーツや今年3月にオープンしたリゾート複合施設などの話題性が、若者を中心に支持されています。
同様に5年連続2位となった「別府温泉」は、大分県観光政策課によると今年のゴールデンウィーク期間中、人気観光地「べっぷ地獄めぐり」の入場者数が対前年比約1.7倍に上昇するなど、集客が好調でした。2016年の熊本地震で被害を受けた宿泊施設が再オープンするなど、復興に向けた動きは旅行者数の増加にも表れているようです。
3位の群馬県「草津温泉」では近年、「西の河原公園」でライトアップイベントを開催したり、「湯畑」前に自撮り用のカメラスタンドなどを設置したりする、SNSでの発信を意識した若者の集客に取り組んでいます。また4月には同エリアのスキー場に日本一の急勾配を誇る大型のジップラインをオープンするなど、アミューズメントも充実させています。
Rakuten TV「2019年 上半期 人気ランキング」
- 『スーパーナチュラル』、『オクニョ 運命の女(ひと)』
など海外・韓国ドラマが上位を獲得 -
URL:https://tv.rakuten.co.jp/static/cpn/spl000043/
・集計期間: 2018年11月1日~2019年4月30日
・集計方法: 「Rakuten TV」における洋画、邦画、海外ドラマ、韓国ドラマ、台湾ドラマ、国内ドラマ、アニメの販売数(話単位)をもとに独自の算出方法で集計
◆考察◆
1位にランクインしたのは、15年間にわたり世界中で愛され続けているアメリカの超常現象アクションドラマ『スーパーナチュラル』。本シリーズは、今秋放送予定のシーズン15をもって終了することが決定し、注目を集めています。2位の『オクニョ 運命の女(ひと)』は、日本でも大ヒットした『宮廷女官 チャングムの誓い』を手掛けた韓国時代劇の巨匠、イ・ビョンフン監督の最新作ドラマとして、高い人気を獲得しました。
また、ドラマだけでなく話題の映画作品も人気を集めました。前作から3年ぶりの新作となった『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が3位に、さらに公開直後から口コミで評判になった『カメラを止めるな!』が6位にそれぞれランクインしました。
※その他のジャンル別のランキングは以下URLよりご覧ください。
https://tv.rakuten.co.jp/static/cpn/spl000043/
以 上
※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
出所:楽天株式会社コーポレートサイト 2019年7月2日掲載
https://corp.rakuten.co.jp/news/update/2019/0702_01.html