季節行事やトレンドをテーマとした自主調査を定期的に実施している楽天インサイトが、このたび、「クリスマスに関する調査」のリサーチデータを発表いたしました。
貴社のマーケティング施策や広告戦略に、是非お役立てください。
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楽天インサイト株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:田村 篤司、以下「楽天インサイト」)は、「クリスマスに関する調査」をインターネットで実施しました(注)。今回の調査は、2019年11月14日(木)から11月15日(金)の2日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。
(注)本調査における「クリスマス」は、12月24日・25日に限らないものとします。
調査結果
■今年のクリスマスは「パートナー(配偶者・恋人など)」と過ごす人が約6割
今年のクリスマスは誰と過ごすかを聞いたところ、全体では「パートナー(配偶者・恋人など)」(59.7%)と答えた人が最も多く、次いで「子ども・孫」(33.8%)、「誰とも過ごす予定はない」(15.3%)となった。 性年代別にみると、男性30代・女性30代・女性40代で「子ども・孫」(それぞれ47.4%・55.4%・47.0%)と回答した人が他の性年代に比べて多かったことに加え、女性は若年層になるほど「親(義理を含む)」と回答した人が多くなるなど、全体として家族と過ごす傾向が見られた。
■クリスマスの予定は「特別な予定はない/いつもと変わらずに過ごす」、理想的なクリスマスの過ごし方は「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」がそれぞれ上位
今年のクリスマスの予定を聞いたところ、「特別な予定はない/いつもと変わらずに過ごす」(41.2%)と回答した人が最も多かったが、昨年の同調査と比べるとやや減少した(昨年:45.6%)。次いで、「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」(36.4%)、「クリスマスプレゼントを買いに行く」(13.0%)となった。
性年代別に見ると、女性20代・30代では「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」(それぞれ51.3%・46.7%)と回答した人が他の性年代と比べて多かった。また男性60代では「特別な予定はない/いつもと変わらずに過ごす」(57.4%)と回答した人が半数を超えた。
理想的なクリスマスの過ごし方を聞いたところ、「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」(36.8%)と回答した人が最も多く、次いで「レストランなどで外食」(21.1%)、「いつもと変わらずに過ごす」(20.3%)となった。
性年代別に見ると、女性20代では「イルミネーションなどのイベント・ショーを見に行く」(46.1%)、「レストランなどで外食」(31.6%)、「ホテルや旅館に宿泊する」(23.7%)、「テーマパークや遊園地などのレジャー施設に行く」(19.7%)と回答した人が多い一方、「いつもと変わらずに過ごす」(11.8%)と回答した人はすべての性年代の中で最も少なく、「クリスマスには特別な予定を立てて過ごしたい」という傾向が伺えた。また、女性30代では「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」(55.4%)と回答した人が特に多く、半数以上を占めた。
■クリスマスプレゼントをもらう予定の相手は「パートナー(配偶者・恋人など)」がトップ、贈る予定の相手は「子ども・孫」がトップ
今年のクリスマスにプレゼントをもらう予定の相手を聞いたところ、全体では「パートナー(配偶者・恋人など)」(23.1%)と回答した人が最も多かった(「もらう相手はいない」を除く)。
性年代別では、男性・女性ともに20代で「パートナー(配偶者・恋人など)」(それぞれ34.6%・46.1%)と回答した人が多かった。
プレゼントを贈る予定の相手を聞いたところ、全体では「子ども・孫」(29.9%)と回答した人が最も多く、次いで「パートナー(配偶者・恋人など)」(24.0%)となった(「贈る相手はいない」を除く)。
性年代別に見ると、男性・女性ともに、20代では「パートナー(配偶者・恋人など)」(それぞれ37.0%・40.8%)と回答した人が多く、30代では「子ども・孫」(それぞれ45.3%・48.9%)と回答した人が多かった。一方、男性60代では「贈る相手はいない」(57.4%)と回答した人が特に多かった。
■クリスマスプレゼントの平均予算は約8,500円。「パートナー(配偶者・恋人など)」への平均プレゼント予算は約14,000円、男女で約4,000円の差がつく結果に
クリスマスプレゼントを贈る予定があると回答した人に、予算金額(1人あたり)を聞いたところ、「パートナー(配偶者・恋人など)」には「10,000円以上~20,000円未満」(25.4%)と答えた人が最も多く、「親(義理を含む)」には「7,500円以上~10,000円未満」(14.7%)、「子ども・孫」には「4,000円以上~5,000円未満」(21.4%)と答えた人が多い結果となった。今年10月の消費増税に伴い予算金額の減少も予想される中、「わからない」を除いた全体の平均予算は8,541円で、昨年と比較してやや増加する結果となった(昨年:8,477円)。また、「パートナー(配偶者・恋人など)」への平均予算は14,107円、「親(義理を含む)」への平均予算は10,766円、「子ども・孫」への平均予算は6,414円となった。
「パートナー(配偶者・恋人など)」への平均予算を性年代別にみると、男性が15,700円に対して女性は11,761円で、約4,000円の差がみられた。平均予算は、年代が上がるにつれ金額も高くなる傾向があった(ただし、分析サンプルが少ないため60代を除く)。
■クリスマスに欲しいプレゼントは「アクセサリー」や「食品(お菓子・お酒など)」が上位
今年のクリスマスプレゼントは誰から何をもらいたいかを聞いたところ、「パートナー(配偶者・恋人など)」からは「アクセサリー」(13.9%)と回答した人が最も多く、次いで「衣類」(10.4%)、「食事(レストランなどの外食)」(7.4%)となった(「なんでもいい」を除く)。「子ども・孫」からは、「食品(お菓子・お酒など)」(19.4%)と回答した人が最も多く、次いで「衣類」(5.6%)となった(「なんでもいい」を除く)。
「パートナー(配偶者・恋人など)」からもらいたいクリスマスプレゼントを年代別に見てみると、他の年代と比較して20代は「アクセサリー」(19.0%)、30代は「本」(7.4%)、40代は「食事(レストランなどの外食)」(15.1%)、50代は「腕時計」(13.5%)と回答した人が多く、年代別の傾向が顕著にあらわれた結果となった。
■クリスマスに贈りたいプレゼントは「衣類」、「食品(お菓子・お酒など)」、「おもちゃ類(電子ゲームを除く)」と答えた人が多い結果に
今年のクリスマスプレゼントは誰に何を贈りたいかを聞いたところ、「パートナー(配偶者・恋人など)」には「衣類」(16.3%)、「親(義理を含む)」には「衣類」、「食品(お菓子・お酒など)」(それぞれ14.7%)、「子ども・孫」には「おもちゃ類(電子ゲーム除く)」(42.1%)と回答した人が多かった(「まだ決めていない」を除く)。
欲しいプレゼント、贈りたいプレゼント双方において、「パートナー(配偶者・恋人など)」に対して「衣類」、「アクセサリー」と答えた人が多く、身に着けるものがプレゼントとして好まれる傾向が見てとれた。
「パートナー(配偶者・恋人など)」に贈りたいクリスマスプレゼントを性別で見ると、男性は「アクセサリー」(21.3%)と回答した人が多く、女性は「衣類」(23.2%)と答えた人が多かった。
年代別に見ると、30代では「衣類」(23.1%)と答えた人が特に多い結果となった。
■購入するクリスマスケーキは「個人経営の洋菓子専門店のケーキ」がトップ、購入する人の半数以上が予約して購入
今年はどこでどんなクリスマスケーキを購入する予定かを聞いたところ、全体では「個人経営の洋菓子専門店のケーキ」(24.7%)と回答した人が最も多く、次いで「洋菓子チェーン店のケーキ」(19.0%)となった。
性年代別に見ると、男性・女性ともに30代で「個人経営の洋菓子専門店のケーキ」(それぞれ38.9%・34.8%)と答えた人が多かった。男性20代・60代では「購入する予定はない」(それぞれ49.4%・52.8%)と答えた人が多く、およそ半数となった。
クリスマスケーキを購入する予定がある人に予約して購入するかを聞いたところ、「予約して購入する」と回答した人は全体の半数以上(58.1%)となった。特に「個人経営の洋菓子専門店のケーキ」(58.3%)、「コンビニエンスストアのオリジナルケーキ」(54.8%)、「洋菓子チェーン店のケーキ」(50.0%)において多く、それぞれ半数を超えた(ただし、分析サンプルが少ないため「有名ホテルのオリジナルケーキ」、「インターネット(オンライン)特化型洋菓子専門店のケーキ」を除く)。様々なジャンルの店舗でクリスマスケーキ商戦が行われる中、購入者はそれぞれの好みのものを計画的に購入しようとする傾向があることがわかった。
【調査概要】
調査エリア : 全国
調査対象者 : 20歳~69歳 男女
回収サンプルサイズ: 1,000サンプル
調査期間 : 2019年11月14日~11月15日
調査実施機関 : 楽天インサイト株式会社
以 上
※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
出所:楽天インサイト「クリスマスに関する調査」 2019年12月10日掲載
https://insight.rakuten.co.jp/report/20191210/